kararagi’s blog

感じたことを綴っていきます。

学生の皆さんへ 勉強の意味とは

皆様こんにちは。からラぎです。

 

タイトルの通り今回は勉強についてお話をしたいと思います。

ただ、タイトルの通りではないのは学生の皆さんへとなっているが、

これは過去に学生だった頃の自分へと書いた方が正しいです。

過去の勉強に苦しんでいた自分に向けて書くものですが、

誰かの心の救いになってくれれば幸いだと思ったので、

上記のようなタイトルにしました。

 

学生だった頃の自分へ

 

とにかく勉強がわからなかったよね?

周りの人はすぐに何でも理解しちゃうのに、

あなたは先生の言っていること、黒板に書かれた内容、

それらが本当に訳が分からなかったと思います。

いつも自分は落ちこぼれだって思っていたよね?

それって本当にそうなのかな?勉強の良しあしと学歴って、

どこまで自分を保証してくれるステータスだと思う?

 

 

高校生になってから、特にわからないことが増えたよね?

例えば数学ならベクトルとか三角関数とか、

古典なら古文単語を覚えて文章を読むときとか、

化学なら化学式そのものの意味とか、示性式の意味とか、

生物なら遺伝の計算だったかな?こっちが忘れてしまうくらいのことを

わからなくて、わからなくて、本当に困っていたと思います。

 

でも、今の私だから言えることだけど、

あなたの中で理解できなくていいと思います。

 

たぶんあなたは絶対的な正解というものがこの世にはあって、

勉強もかっちりとした正解ややり方があるのだろうと想像して、

細かく細かく考えていたんだと思う。

特に数学に関して言えることだけど、

絶対的な正解が数学には存在しているけど、数学を利用した絶対的なやり方は、

この世には存在していないと思います。

どういうことかというと、sinやcosなどの三角関数は加法定理(だったっけ?)などの

決まりやルールは存在します。

このルールを使って数式を求めていかなきゃいけないときはあります。

 

だけどあなたはその先を考えていたんじゃないかな?

これらの活用方法についてを常に考えていたと思います。

なぜこの関数があるのか?どういうときにこの関数を使用するのか?

この「どういうときに」という事柄をずっとずっと考えていたよね?

そうしなければ、大学での問題が解けないと思っていたから。

でも二次試験の問題をみてどう思いましたか?

意味が分からなかったと思います。

だって文章の中に問題があって、問題そのものに意味がないから。

いったいこの関数は何なの?って思ったよね?

 

高校生は受験のために勉強していることがあります。

生きるための知識や見解ではなく、ただ受験のために勉強しています。

もちろん東京大学に入るとか目標があっての勉強ですが、

そういう目的のみの勉強があなたにとって苦痛で苦痛で仕方がなかったと思います。

 

私がわからなかったことはもっともっと細かくて、文字や言葉の意味そのもの。

C2H5OHという示性式はHが二つあるのにどうしてC2H6Oと表記しないのか、

(こういう表記もあるそうですが、一般的ではないです。)

といった内容でしたね。そしてそれらを活用する方法がわからなかった。

簡易的な内容ではなぜ底辺×高さ×二分の一が三角形の面積であって、

三角形の面積の求め方はどのように使うのかということがわかりませんでしたね。

 

あなたが勉強を好きになるためには、文字やルールそのものの定義、

そしてそれらの社会的かつ実務的な活用法を知ること。

この二つが分かって初めて、問題が意味を持ち、勉強が楽しくなって、

問題が解けるになります。

 

日本において賢い人というのは受験を乗り切るための受験勉強ができる人。

問題の傾向と対策の方法を理解している人で、

勉強の内容そのものに興味がある人はほんの一握りです。

天才並みの勉強の力がある人か素直に受験勉強ができる人が、

頭がいいとされており、日本のカリキュラムはそういう人向けなのです。

 

あなたは生まれてくる時代と国を間違ってしまっただけであって、

あなたのその勉強内容に興味があるということは、

本当はとてもとても素晴らしいことで、一番伸びるタイプだと私は思っています。

 

だから自信をなくさないで。

 

勉強する目的って何だろう。

受験のためだろうか?

もちろんそういう人もいるだから一概に違うとは言えない。

だけど私はこう思う。

生きていくため、自分から前に進むための糧となるため、

好きなことを知るため、

好きな分野で個人が、家族が、学校が、会社が、国が、世界が、

応用して発展していくためだと思っています。

 

もし同じ悩みを持った学生がいたら、

今の時代はインターネットにより、どんな情報でも調べられるようになりました。

情報だけでなく、同族の人間を探すことも可能になりました。

だから、勉強でわからないことはどんどん調べてみてください。ネットでも本でも。

何かがつらくなったときはyahoo知恵袋等のサービスを利用してみてください。

同じ悩みを持った人と会えると思います。

 

もしインターネットが使える状況にない場合は、広辞苑をおすすめします。

広辞苑というか、百科事典を一冊持っておいてください。

辞書や百科事典は、知りたいことを詳しく知ることができる一番の近道だと思います。

言葉の定義を背景や付随するものと共に吸収してください。

あなたに言える最大のアドバイスだと思います。

 

 

広辞苑 第七版(普通版)

広辞苑 第七版(普通版)

 

 

 最後に、勉強のみについてアドバイスしましたが、

きっと生活環境、人間関係、学校、部活とたくさんの悩みがあると思います。

悩むことは本来はいいことです。次に進むためのステップなので。

だけど、マイナスな方向に悩まないでください。

どんなことも明るく元気に積極的であれば、

マイナスに行くことは少ないと思います。

その中の一つに勉強もいれて、積極的に楽しく学んでください。

学校で、勉強を好きになってもらって、大人になっても勉強してください。

学校で学ぶ一番の目的は楽しさを知ることだと思うから。

 

あなたの日々が、素晴らしいものであるようにいつも願っています。

 

それでは皆様。さようなら。