今の若手の人たちへ 日本の未来を託すために 安定した会社って?
少し前まですごく暑かったのに最近はずいぶんと寒くなりましたね。
気候の変化に対応するためにも、コートやセーターを出しておかなければなりませんね。
この前辞めた会社にいたときに経験した話を少ししたいと思います。
今後この日本を担っていく若手の方たちにぜひ読んでほしい内容です。
私が以前いた会社は、企業した当時は目の付け所が秀逸で、順調に成長をしていた会社でした。
創始したときから、変わらず一つのビジネスを続けて、順調に育ってきたと想像されるような会社です。
安定したとてもよい会社でした。
順調に育ってきたため、初めの頃の勢いがあった時に作り上げたものを何十年もの間守り続けて、初期以外は内部での大きな改革はほとんどなかったみたいです。
この会社は今でもありますし、今でも安定していると思います。
そして、過去のやり方と過去のノウハウのまま今もやっています。
そうするとどうなるのでしょうか。
今は世の中から求められることが変わってきています。
量から質の時代へと変わっています。
本社の方たちは体裁には敏感なので、質の時代へシフトしましょうと言います。
良くも悪くも自由な社風だったので、人並みより少しだけPCを扱える私は、個人の範囲でできることは自動化して、ルーティンワークは効率化することに力を入れてきました。
量から質へシフトするために、省ける手間を省きたかったのです。
このノウハウをオープンに広げたのですが、基本的に儲かっている会社というのは、新しいことに無関心になっているので、興味を持たれず、そのまま消えていくといった感じでした。
自動化して自ら多様なことを生み出す時間はできましたが、ルーティンワークをこなす速度が他の人より早かったため、他部署の手伝いが増えました。
若手だったので、手伝い等は断ることが出来ず、何でも経験しようと思っていたから、何でも手伝いました。
ですが、お願いされる内容は日に日に責任が重くなっていき、もはや手伝いの範疇ではありませんでした。
にもかかわらず、周囲からは手伝いという認識だったので、私がやったことなど大したことがないといった感じでした。
私は新しいことを始めるための時間を効率化により生み出し、よりクリエイティブに動く予定でした。
ですが、生み出された時間は、やらなくていいことを無駄なことを仕事にしている人たちのルーティンワークを手伝うためだけに使われました。しかもほとんど私がやったということにはなっていないのです。
事業自体は安定していた会社でしたが、肝心の中身は組織として構成されておらず、一部の人が苦労するような会社でした。
きちんとしたシステムが構築されておらず、本社は構築する気もないようでした。
組織がしっかりしていない会社は、できる人に仕事が集中するシステムになっています。
そこをどうにかうまくかわすことができる、もしくは、そんなことに負けないような儀重を持っていれば問題はないのですが、私はそのどちらの能力もありませんでした。
若手にはクリエイティブな発想で次々と前へ向いてほしいと思っています。
ただ、波打ち際を知らない良くも悪くも安定してきた会社では、いいように使われてしまいます。
もし、組織に属したら、かわす術もしくは大きな技術は何とかして手に入れてください。その方法については後々お話しします。
話は変わりますが、超大手企業でとても安定している会社の場合は、仕事は細分化されており、コンプライアンスがとても強いので、自由に動くことはほとんどできません。
この中でクリエイティブに動くことはほぼ不可能です。
クリエイティブに動ける瞬間を見つけたら、すぐにチャレンジしてみてください。
そしていい会社を立ち上げてください。
初心を忘れず、常に前を向いていける人になってください。
日本の未来をよろしくお願いします。
私もみんなが頑張っているのを励みに頑張ります。